ブロックリファレンス

BLOCKS Reference

SNS

ツイート検索

notificationsこの「ツイート検索ブロック」は現在、Twitter API v1.1を使用しています。しかし、Twitterは2023年4月29日にAPI v1.1の廃止を発表open_in_newしています。そのため、このブロックは既に使用できない可能性があります。このブロックの動作に問題が生じた場合は、新たなAPIバージョンへの対応が必要となります。

2023年05月30日時点で、Twitter API v2用のキーとトークンを用いても、このブロックの動作に問題がないことを確認しています。ただし、このブロックのv2への正式な対応は現在のところ計画されていません。必ず動作するとは限らない点にご注意ください。

もしブロックの動作に問題が生じた場合、またはその他の質問がありましたら、MAGELLAN BLOCKSのお問い合わせ機能からお願いします。

概要

このブロックは、検索キーワードを元にTwitterのツイートを検索します。検索結果は、改行区切りのJSON形式テキストファイルでGoogle Cloud Storage(GCS)へ出力します。

ツイート検索ブロックの概念図
(図をクリックすると拡大表示されます。)

以下は、検索結果の出力イメージです。

{"created_at":"Thu Jan 03 14:39:30 +0000 2019","id":123,"id_str":"123","text":"***",...}
{"created_at":"Thu Jan 03 14:36:45 +0000 2019","id":456,"id_str":"456","text":"***",...}
{"created_at":"Thu Jan 03 14:33:26 +0000 2019","id":789,"id_str":"789","text":"***",...}

検索結果は、各行が1つのJSONオブジェクトで構成されています(このままBigQueryに取り込み可能)。この1つのJSONオブジェクトが、検索にヒットした1件のツイートに対応しています。

検索結果をBigQueyに取り込む場合、BigQuery用のスキーマファイルsearch-tweets-bigquery-schema.jsonをダウンロードしてお使いください。

ツイートのJSON内容について詳しくは、Twitter公式のドキュメント「Tweet objects」を参照してください。

なお、一部情報(ツイートの添付画像の詳細・添付リンクの詳細・ユーザーの画像関連・リツイートのリツイート元の詳細情報・引用ツイートの引用元の詳細情報など)については出力していません。

本ブロックは、検索結果にもよりますが、メモリを大量に消費する傾向にあります。大量の検索結果が得られるようなケースを連続実行すると、メモリの使用量制限により、フローデザイナーの編集ができなくなったり、フローの実行が停止することがあります。

このブロックの使用にあたっては、Twitter DeveloperページからTwitter APIの利用申請とアプリケーションの登録が必要です。

プロパティ

プロパティ名 説明
ブロック名

ブロックの名前を指定します。ブロックに表示されます。

GCPサービスアカウント

このブロックで使用するGCPサービスアカウントを選択します。

TwitterのConsumer Key

Twitter API利用のために登録したアプリケーション情報の[Keys and tokens]から[Consumer API keys]の[API key]を指定します。

TwitterのConsumer Secret

Twitter API利用のために登録したアプリケーション情報の[Keys and tokens]から[Consumer API keys]の[API secret key]を指定します。

TwitterのAccess Token

Twitter API利用のために登録したアプリケーション情報の[Keys and tokens]から[Access token & access token secret]の[Access token]を指定します。

TwitterのAccess Token Secret

Twitter API利用のために登録したアプリケーション情報の[Keys and tokens]から[Access token & access token secret]の[Access Token Secret]を指定します。

出力するGCS URL

検索結果の出力先となる改行区切りのJSONテキストファイルのGCS URLを指定します。

変数展開の指定が可能][%形式の文字列書式の指定が可能]
検索キーワード

Twitterのツイートを検索するためのキーワードを空白区切りで指定します。

検索キーワードの指定では、さまざまな演算子を使ってツイートを更に絞り込むこともできます。詳しくは、Twitter公式のドキュメント「Rules and filtering」を参照願います。

以下は、演算子を使用した例です。

#機械学習since:2019-01-01_00:00:00_JST until:2019-01-03_23:59:59_JST
変数展開の指定が可能][%形式の文字列書式の指定が可能]
検索結果のタイプ

検索対象とするツイートのタイプを以下から選択します。

  • リアルタイムのツイートとポピュラーなツイートの両方
  • 最新のツイートのみ
  • 最も人気のあるツイートのみ
ブロックメモ

ブロックに対するコメントを指定します。

Twitter APIのレート制限を表示する

Twitter APIのレート制限をログに出力するかどうかを指定します。

以下は、ログへの出力例です(3行目)。

[2019-01-10 16:52:28.504]  info : Job-5 start
[2019-01-10 16:52:28.533]  info :ツイート検索step start
[2019-01-10 16:52:29.022]  info : Twitter API rate limit. reset: 2019-01-10 17:03:23, limit: 180, remaining:178.
[2019-01-10 16:52:30.685]  info :ツイート検索step finished
[2019-01-10 16:52:30.713]  info : Job-5 finished

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