新機能リリース
Release Information
フローデザイナー:機械学習モデルの保持期限を管理する新機能をリリース
MAGELLAN BLOCKSの機械学習モデル管理において、「推論/予測に使用するタグの設定」ブロックに新機能「保持期限(日数)」を追加しました。この機能により、モデルのライフサイクル管理が自動化され、ストレージコストの最適化と運用負荷の大幅な軽減を実現します。
日々の業務でこんなお悩みはありませんか。
- 開発環境に検証済みの古いモデルが蓄積し、ストレージコストが増大している
- モデルの削除作業を手動で行うため、運用工数がかさんでいる
- 用途に応じたモデルの保持ポリシーを一貫して適用することが難しい
- 監査要件を満たしつつ、不要なモデルを効率的に管理したい
新機能 モデル保持期限の自動管理
フローデザイナーの「推論/予測に使用するタグの設定」ブロックでは、機械学習モデルを別名(タグ)で管理する機能を提供しています。これにより、「推論/予測」ブロックでモデル名の代わりにタグを指定でき、フローを変更することなくモデルの切り替えが可能になります。
今回追加された「保持期限(日数)」プロパティは、タグ設定と同時にモデルの保持期限を自動的に設定する機能です。

特徴
新しい保持期限管理機能は、既存のタグ管理機能と連携して、機械学習モデルの運用をより効率的にします。
- 柔軟なタグ管理
モデルを別名で管理し、運用中のフローを変更せずにモデル更新が可能
- 保持期限の自動設定
0から任意の正の整数値で保持期限を日数単位で指定(デフォルト値:0)
- 動的な期限設定
変数展開機能により、環境に応じた柔軟な保持期限の設定が可能
- 既存期限の自動更新
既存の保持期限設定がある場合は自動的に上書き更新
導入によるメリット
この新機能により、従来手動で行われていたモデル管理作業の多くが自動化され、運用コストと管理工数の大幅な削減が期待できます。
- 運用の自動化
タグ設定によるモデル切り替えと保持期限管理を一元化し、運用作業を大幅に効率化
- ストレージコストの最適化
不要になったモデルの自動削除によりストレージ使用量を削減
- 運用負荷の軽減
手動でのモデル削除作業が不要になり、運用工数を大幅に削減
- ガバナンスの強化
モデルの保持ポリシーを自動化することで、一貫性のある管理を実現
- リソース管理の効率化
用途に応じた適切な保持期限設定により、必要なモデルのみを効率的に管理
活用シーン
保持期限管理機能は、開発から本番まで様々な環境で柔軟に活用できます。以下に代表的な利用パターンをご紹介します。
- 開発環境での短期モデル管理
タグ名「latest」に7日間の保持期限を設定し、検証用の最新モデルを短期間で自動的に入れ替え。開発環境のクリーンな状態を維持しながら、フローでは常に「latest」タグを参照することで最新モデルでの検証を自動化
- 本番環境での長期保持
タグ名「production」に90日間の保持期限を設定し、安定稼働中のモデルを長期間保持。監査要件やトレーサビリティを確保しつつ、本番フローは「production」タグを参照し安定性を維持
- ステージング環境での中期検証
タグ名「staging」に30日間の保持期限を設定し、本番投入前の候補モデルに十分な検証期間を確保。不要なモデルの蓄積を防止しながら、ステージング環境のフローは「staging」タグを参照し本番投入前の最終確認を実施
- 緊急時対応用モデルの管理
タグ名「rollback」に60日間の保持期限を設定し、問題発生時の切り戻し用モデルを一定期間確実に保持。緊急時には「production」タグを「rollback」タグのモデルに付け替えることで即座に切り戻しが可能
この新機能により、機械学習モデルの管理がより効率的で安全になり、運用コストの削減と業務効率の向上を同時に実現します。ぜひご活用ください。
対応サービス:フローデザイナー
その他の新機能と改善
- ワークスペース
- 問い合わせフォームへの導線を追加
ワークスペースから直接問い合わせフォームを利用できるようになりました。
- 問い合わせフォームへの導線を追加
グルーヴノーツでは、お客さまの課題に寄り添い、継続的な機能改善および新機能の開発を行っています。
今後とも、グルーヴノーツならびに、「MAGELLAN BLOCKS」をよろしくお願いします。