新機能リリース

Release Information

フローデザイナー、画像アノテーションのアップデート

日頃より、「MAGELLAN BLOCKS」をご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
本記事は、直近の主なリリース情報をお知らせいたします。
グルーヴノーツでは、お客様の課題に寄り添い、継続的な機能強化、新機能の開発を行っています。

今後とも、グルーヴノーツならびに「MAGELLAN BLOCKS」をよろしくお願いいたします。


フローデザイナー

「フローデザイナー」は、ブロックを配置することで業務の流れを画面上で構築できます(構築されたブロック群をフローと呼びます)。 
 様々なデータ処理や機能を実行できるブロックが用意されており、処理の自動化も可能です。
 また、配置されたブロックが表す手順(フロー)は、その業務自体の設計図としての役割も担っています。

◯ この機能全般に関わる更新

ヘッダのコンパクト化と閲覧中のユーザー表示

ヘッダの各種ボタン(フローの生成、フローのインポート、フローリスト)をコンパクトにし、ヘッダ上に閲覧中や編集中のユーザーを表示するようにしました。

最新データの通知機能を改善

閲覧・編集しているデータが他のユーザーにより更新された場合の警告メッセージの内容を改善し、データを最新版に更新するリロードボタン(もしくはリンクテキスト)を追加しました。同じフローデザイナーを他のユーザーが保存すると画面上に通知されます。

保存機能の改善

自身が編集しているフローと異なるフローを他のユーザーが編集していた場合に、それぞれの編集内容を反映して保存するようにしました。これにより、複数の別のフローを他のユーザーと共同で作成・編集しやすくなります。
また、共同編集時に、他のユーザーがフローを削除した場合には、フローが破棄されますが、これらのフローは保存時に検知しダウンロードして別途再利用(インポート)できるようになりました。

結線を自動調整する機能を追加

ブロック間の結線が他ブロックに重ならないように自動調整する機能を追加し、フロー全体を閲覧しやすくしました。

◯ (フローデザイナー内の)G Suiteカテゴリーの更新

「スプレッドシートを更新」ブロックの機能改善

ブロック内の設定として指定したスプレッドシートのワークシート名が存在しない場合はシートが新規作成されるようになりました。

◯ (フローデザイナー内の)最適化カテゴリーの更新

「割当て最適化(複数実行)」ブロックを追加

これにより、一つのブロックで割当て最適化の処理を複数(最大 50)実行でき、一度にいくつかの最適化結果を用意したい場合に、同じようなフローをいくつも作成することなく、一つのフローで作成できるようになります。


画像アノテーション

画像アノテーションは、「モデルジェネレーター」のサポートツールです。
物体検出など、教師あり学習のモデルを作る際に必要な、トレーニング用の画像データに対するタグ付け(画像の中の一部分を矩形で指定し、テキストを付加する作業)を行い、教師データ(正解データ)を準備することができます。

◯ ツールの更新

物体検出向けの画像アノテーションへ集計機能を追加

物体検出でのトレーニング用の画像へアノテーションしたラベルごとの数を集計して表示できるようにしました。
これにより、ラベルごとの偏りがないかを確認できるため、ラベルを均等に調整することで、物体検出の精度向上が期待できます。

※注意:セルフサービスプランの場合、Dataflow API の有効化が必要です