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AIで高校入試の平均点・各校合格ラインを予想、算出時間10分に短縮

CASE:25人の教師が2時間かけていた予測を10分に短縮。

[ 従来 ]

3万5千人以上の生徒が通う九州最大手の学習塾「英進館」は、毎年、福岡県公立高校入試の平均点や各校の合格ラインを予想し、その翌日に公開している。これまでの実績として、実際の平均点と予測値の差は例年2%未満、受験生が合格の可能性を判断する材料となっている。
これまでは、約3,000に及ぶ生徒たちの自己採点結果を、教師など25人程度が約2時間かけて分析し、算出していた。

従来

[ 導入後 ]

2018年3月の入試からは、「MAGELLAN BLOCKS」を導入し、平均点の算出に活用。過去十数年に及ぶ生徒の成績のほか、各校の倍率や受験者数などを予め学習させ、当日の自己採点のデータを入力すると、約10分で予測が完了。検証段階では、ベテランの教師らが算出した点数とほぼ同じ結果を出していた。同塾は、AIを活用することで教師にしかできない業務により多くの時間を費やせるようにしたいと話す。

導入後

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