基本
待機
概要
このブロックは、指定された秒数待機します。
上図のように、待機ブロックは前後のブロック間に配置され、指定された秒数だけ処理を停止します。これにより、フロー内の処理タイミングを調整し、外部システムとの連携や後続処理の安全性を確保できます。
想定される利用シーンと使い方には、以下のようなものがあります。
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フロー内のブロックの処理のタイミングを調整したいとき
例えば、データ書き込みブロックと読み込みブロックの間に待機ブロックを配置し、待機秒数に30秒程度を設定することで、書き込んだデータが他システムに確実に反映されるまでの時間を確保できる。 -
外部API連携時にレート制限を回避したいとき
外部サービス(APIカテゴリーのブロック)を利用する際、APIリクエストの直後に待機ブロックを配置し、待機秒数に5~10秒を設定することで、レート制限を回避しながら安全に連携できる。 -
トラブルシューティング用の一時的な待機
フロー内でエラーが発生する原因を特定するため、一時的に待機ブロックを挿入することで、問題の箇所を特定できる。待機秒数に30~60秒程度を設定し、エラーが解消するか確認する。
プロパティ
| プロパティ名 | 説明 |
|---|---|
| ブロック名 |
編集パネルに配置した当該ブロックの表示名が変更できます。 ブロックリストパネル中のブロック名は変更されません。 |
| 待機秒数 |
待機する秒数を1から300の間で指定します。 |
| ブロックメモ | このブロックに関するメモが記載できます。このブロックの処理に影響しません。 |