Salesforce
SOQLクエリーの結果からGCSにファイル作成
概要
このブロックは、SalesforceのSOQLクエリーを実行して、その結果をGoogle Cloud Storage(GCS)上にファイル出力します。出力するファイルの形式は、CSVです。

このブロックを利用すると、「SOQLクエリーの実行」ブロックでは、処理できない大量なデータの取得が可能です。
プロパティ
プロパティ名 | 説明 |
---|---|
ブロック名 | ブロックの名前を指定します。ブロックに表示されます。 |
アカウント |
Salesforceアカウントを選択します。 備考 |
SOQLクエリー |
SalesforceのSOQLクエリーを指定します。 備考 |
Sandbox | SOQLクエリーの実行先となるSalesforceがSandbox環境かどうかを指定します。 |
CSVファイルのカラム区切り文字 |
CSVファイルのカラムごとの区切り文字を以下から選択します。
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CSVファイルの行末区切り文字 |
CSVファイルの行ごとの区切り文字を以下から選択します。
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GCPサービスアカウント |
出力先のGCSへアクセス可能なGCPサービスアカウントを選択します。 |
コピー先のGCSのURL |
SOQLクエリー結果を出力するGCS上のCSVファイルへのGCS URLを指定します。 指定したGCS URLにフィルが既に存在する場合は、ファイルの出力に失敗します。ファイルを上書きしたい場合は、[GCSにファイルが存在する場合に上書き]プロパティのチェックボックスにチェックを付けてください。 |
GCSにファイルが存在する場合に上書き | [コピー先のGCSのURL]上のファイルを上書きしたい場合は、チェックボックスにチェックを付けます。 |
ブロックメモ | ブロックに対するコメントを指定します。 |
Salesforceのジョブのタイムアウト時間 |
SOQLクエリーを実行して応答が返ってくるまでの待ち時間を指定します。 指定可能な値は、60以上の整数です。 |
Salesforceから1回で取得する結果の最大レコード数 |
このプロパティでは、SOQLクエリー結果を何回に分けて取得するかを指定します。SOQLクエリー結果を複数回に分けて取得することで、メモリー使用量を抑えて大量のレコードが扱えるようになります。 指定可能な値は、1以上1000000以下です。 |
Salesforceの結果取得の最大リトライ回数 |
SOQLクエリーの取得の際にエラーとなった場合、最大何回までリトライするかを指定します。 [Salesforceから1回で取得する結果の最大レコード数]によって複数回に分けてクエリーを発行する場合、そのクエリーごとの最大リトライ回数となります。 指定可能な値は、0以上の整数です。 |
GCSへのアップロードの最大リトライ回数 |
SOQLクエリー取得結果からGCS上のファイルへ出力する際にエラーとなった場合、最大何回までリトライするかを指定します。 [Salesforceから1回で取得する結果の最大レコード数]によって複数回に分けてクエリーを発行する場合、そのクエリーごとの最大リトライ回数となります(クエリー単位でファイル出力しています)。 指定可能な値は、0以上の整数です。 |
APIバージョン |
このブロックで使用するAPIのバージョンを47.0以降で指定します(このブロックでは、Salesforceが提供するAPI経由でSOQLクエリーを実行しています)。 APIのバージョンによって、使用できるクエリーの文法や関数が異なる可能性があります。 自身の環境で使用できるAPIバージョンについては、SalesforceのEditionおよびAPIバージョンを確認する方法open_in_newを参照してください。 |